過去6年間くらいWordPressをさわり続けてきましたが、「これは絶対に入れたい」と思うプラグインを共有します。
ただし、お使いのWordPressテーマによって不要だったり、エラーを起こしたりするものもあるかもしれませんので、ご注意ください。
目次 閉じる
- Ad Inserter / Header & Footer Code -> コード挿入
- Add To Any -> シェアボタン
- All In One WP Security -> セキュリティ
- WP 2FA -> 2段階認証
- BackWPup -> バックアップ
- Broken Link Checker -> リンク切れを自動チェック
- TablePress -> 表を見やすく表示
- Highlighting Code Block -> コードを見やすく表示
- Ivory Search -> 高機能な検索
- Really Simple SSL -> SSL対応
- Redirection -> リダイレクト設定
- Search Regex -> 一括検索・置換
- WP Sheet Editor – Post Types -> 爆速投稿編集
- WP Super Cache -> キャッシュ
- Yoast SEO (Premium) -> SEOプラグイン
Ad Inserter / Header & Footer Code -> コード挿入
Ad InserterやHeader & Footer Codeは、HeadやFooterにコードを挿入できるものです。Google AnalyticsやAdsense、その他JSコードを挿入するのに使います。
有料テーマをご利用の場合には不要なことが多いでしょう。
Add To Any -> シェアボタン
AddToAnyはSNSのシェアボタンを挿入するプラグインです。こちらもテーマによっては不要かもしれませんが、私はどのテーマを使うにしても大体こちらのプラグインを使わせてもらっています。デザインがとてもシンプルで好きだからです。
All In One WP Security -> セキュリティ
セキュリティ対策の決定版的なプラグインです。これ1つあればセキュリティはかなり堅くできます。
以下よりオススメの設定をご紹介します。
ユーザーログイン での設定項目
「ログインロックダウン機能を有効化:」にチェック
「ただちにロックアウトする無効なユーザー名:」にチェック
「特定のユーザー名を即座にロック:」に「admin」と記入
「メールで通知」にチェック
ユーザー登録 での設定項目
「新規登録の手動承認を有効にする:」にチェック
ファイアウォール での設定項目
「基本的なファイアウォール保護を有効化:」にチェック
「最大ファイルアップロードサイズ (MB):」で50MBに設定(デフォルトの10MBだと少なくて普段のファイル操作で不具合出る可能性あり)
総当たり攻撃
「ログインページの名前変更機能を有効化:」にチェック
「ログインURL:」にて好きな文字列を入力。万全を期すのであればパスワード生成ツールで生成したランダムな文字列を入力し、それをログインURLとして運用していこう。
スパム防止
「スパムボットからのコメント投稿をブロック: 」にチェック
2要素認証
Google AuthenticatorやAuthyのようなアプリで設定する。
ただし、このようなアプリにより2段階認証はちょっと面倒だという人には以下より紹介するWP 2FAがオススメです。
WP 2FA -> 2段階認証
2段階認証でないとログインできないようにするプラグインです。ユーザー名とパスワードだけではログインできなくなります。
メールリンクを飛ばすパターンや、アプリで認証するパターンを選べます。メールの場合には、送られてくるメールをクリックすることでしかログインできなくなります。
BackWPup -> バックアップ
万が一のためにWordPressサイトをまるごとバックアップしてくれるプラグインです。
Broken Link Checker -> リンク切れを自動チェック
サイト内のリンク切れを定期的にチェックして報告してくれる素晴らしいプラグインです。
TablePress -> 表を見やすく表示
表を綺麗に表示するためのプラグインです。
Highlighting Code Block -> コードを見やすく表示
投稿内でコードを記述するときに綺麗にハイライトしてくれるものです。
たとえばHTMLコードを以下のようにハイライトしてくれます。
<body>
<h1>見出し1</h1>
<p>こちらが文章です。</p>
</body>
Ivory Search -> 高機能な検索
こちらはあまり有名ではないのですが、とても高機能な検索のプラグインです。
好きな検索フォームを好きな位置に表示できます。たとえば A というカテゴリーの記事だけを検索する検索フォームを作れます。
入力中に検索してくれるリアルタイム検索も出来ますので、とてもオススメです。さらに高機能が良い方はAlgoliaのプラグインなんかも良いと思います。(エンジニアリングが必須となります)
Really Simple SSL -> SSL対応
こちらはほとんどのWordPressサイトで使われている気がしますが、SSLに上手く対応するためのもの。必要なリダイレクトも勝手にやってくれます。
Redirection -> リダイレクト設定
リダイレクトを手動で設定できるプラグインです。
URLを変更するときには必須ですね。
Search Regex -> 一括検索・置換
複数の投稿からある文字列を一括で検索または置換できるプラグインです。たとえば、サービス名が変わったときに一括で複数のページから検索し、一括で新しい名前に置換することが可能になります。
WP Sheet Editor – Post Types -> 爆速投稿編集
こちらはあまり有名ではありませんが、複数の投稿をスプレッドシート的に表示してくれ、そのまま編集もできるというものです。
一括でサクサク編集していきたいときに非常に便利です。タイトルをどんどん変えていきたい場合に、いちいち投稿をクリックしたりブラウザバックで戻ったりしていたら日が暮れてしまいそうになりますが、このプラグインがあれば10倍速くらいで作業が終わります。これが無いととてもイライラするので、精神衛生上も良いですね。
WP Super Cache -> キャッシュ
言わずと知れたキャッシュのプラグインですね。他にもFastest Cacheなんかもありますが、大して変わらないので、こちらのシンプルなほうを私は好んで使っています。
Yoast SEO (Premium) -> SEOプラグイン
SEOのためのプラグインです。私は必ず課金してPremiumバージョンを使っています。
投稿記事のURLを変更したり削除したりしたときに自動でリダイレクト対応等をしてくれるなど、便利な機能があります。1万円もしないくらいの安価ですので、Premiumを買っておくと良いですね。
ただし、めっちゃ便利かというと微妙なくらいの差ではありますので、予算を抑えたい場合には不要だと思います。
この記事の著者
阿部 隼也
Abe Shunya
株式会社プッシュ 代表取締役社長・創業者。東京都出身。横浜市立大学在学中に当社を創業し、SEOなどデジタルマーケティング事業や、ChatGPT入門講座を代表とするプライムアカデミー事業を立ち上げた。技術も好きで、自らコードを書きながらサービスを開発する。
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