SDGs検定に合格した阿部と申します。
SDGs検定は過去問など過去のデータがあまり公開されておらず「どれくらい勉強すれば合格できるのか」について情報が非常に少ないです。
そのため、この記事では
- どれくらいの時間をかけて勉強すればいいのか?
- 何を勉強すればいいのか?
について解説します。
結論: 勉強時間は少なくとも30時間!できれば50時間以上!
私は30時間いかないくらい勉強しましたが、それでも「足りない」と感じました。私の勉強時間(30時間程度)では「ギリギリ不合格かな」くらいにしか手応えがありませんでした。
結果としてはギリギリの合格でしたので、あくまで “少なくとも” 30時間です。
理想の勉強時間は50時間ほどです。それくらいは勉強すべきだと思います。
参考までに、他の資格と比べると、合格率40%ほどの簿記3級でも100時間勉強すべきと言われています。
ただ、簿記は複雑な事象が多く、SDGs検定とは違い頭を使って考える問題が多いので、やや難易度は高いですね。
SDGs検定の合格率は25%ほどですので、合格率だけで見ると簿記3級よりも低いのですが、実感値としては同じくらいの難易度だと思います。ややSDGs検定のほうが簡単かもしれません。
もちろん勉強時間は多ければ多いほど良いのですが、目安を答えると50時間ですね。
何を勉強すれば合格できる?
合格して経験から言うと勉強すべきものは大きく3つです。
- 過去問
- 参考図書
- 2030アジェンダ(リンク)
過去問
過去問はもちろん必須です。どんな問題がでるか先に知っておくことが重要です。
ちなみに過去問に取り組むと「こんなに難しいの!?」と驚くと思います。少なくとも私は驚き、正直ビビりました。。。
参考図書
公式HPで挙げられている「SDGs 持続可能な開発目標」です。
2022年7月の第9回から参考図書がこの1冊に変更されました。他の本を読む必要がなくなったので勉強しやすくなりましたね。
こちらは公式HPで出題範囲として定められているものですので、絶対に読み込みましょう。
2030アジェンダ
2030アジェンダとは、SDGsの宣言文のようなものです。SDGsが始まった証拠の文書です。公式のSDGsの内容という感じですね。
SDGs検定では参考図書だけでなく2030アジェンダから出題されることが多いです。アジェンダ文書の中のキーワードが空欄になっていて「なんと書いてあるか当てよ」のような問題がよく出ます。
以上、合格のための勉強法も含めてSDGs検定の勉強時間を中心に解説しました。
ぜひ皆さんも合格に向けてがんばってください。
この記事の著者
阿部 隼也
Abe Shunya
株式会社AIイノベーションズ 代表取締役社長。人工知能学会 会員。東京都出身。横浜市立大学在学中に当社を創業し、SEOなどデジタルマーケティング事業や、ChatGPT入門講座を代表とするプライムアカデミー事業を立ち上げた。技術も好きで、自らコードを書きながらサービスを開発する。
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