画像生成AIのツールはたくさんありますが、APIとして使えるサービスは少ないです。
しかしAPIがあれば、以下のようなケースでとても効率良く画像を生成できます。
- 自社のシステムに組み込んで業務効率化や新規事業
- 広告のために大量生成
そのため、画像生成AIをAPIで使えるサービスを調査してまとめました。
イナズマAI
イナズマAIは、以下のような様々な画像生成モデルを利用できる日本製のAPIサービスです。※ 当社が開発・運営しております。
- Stable Diffusion 3.5 シリーズ
- FLUX 1, 1.1 シリーズ
複数のモデルを1つのサービスで試せる利便性と、シンプルな設計で好評なサービスです。
APIドキュメントは下記より:
クイックスタート|イナズマAI API ドキュメント zenn.dev
Imagen(Vertex AI の Imagen)
公式サイトより
Google Cloudが提供するVertex AIのImagenは、詳細なプロンプト入力によりユーザーが望むスタイルや内容の画像を生成・編集できるモデルであり、API製品としても提供されています。
Google Cloudに慣れている人にはおすすめです。
ただし、権利の関係?で人物の生成はできないので注意しましょう。
Azure OpenAI Service
公式サイトより
Microsoftが展開するAzure OpenAI Serviceは、OpenAIモデルを利用し、DALL-Eによる画像生成機能を実現しています。
利用できるモデルはDALL-Eのみです。
Azureの強力なインフラによって大規模な生成タスクにも対応可能で、ビジネス利用における信頼性とスケーラビリティが魅力です。
OpenAI
公式サイトより
OpenAIの画像生成APIは、DALL-Eモデルをベースにシンプルなテキストプロンプトから多彩なスタイルの画像を生成します。
特徴は、日本語プロンプトでもそれなりに認識してくれる点ですが、その他の画像生成モデルと比べると非常にクオリティが低いです。DALL-E 3 で実用レベルのものが生成できません。
利用できるモデルはDALL-Eのみ。
開発者向けに設計されていて、イナズマAIのAPI同様に非常に使いやすい製品です。
PixAI Platform
公式サイトより
PixAI Platformは、LoRAやSDXLなど複数の画像生成モデルを統合して提供するプラットフォームです。この点ではイナズマAIと同様です。
ベータ版とのことですが、豊富な機能があります。
専用のダッシュボードでAPI使用状況のモニタリングやスケール調整が行えるため、管理面で良いですね。
Stability AI Developer Platform
Stability AI Developer Platformでは、同社開発のStable Diffusionの画像生成モデルが利用できます。アップスケール(高画質化)や、スタイルの変更など、多彩な機能を搭載しているため、様々なクリエイティブ用途に対応しています。
Replicate
公式サイトより
Replicateは、オープンソースの画像生成AIモデル(例:Stable Diffusion、Recraftなど)をAPIとして提供します。LlamaのようなLLMも利用できます。
The (unofficial) MidJourney API
MidJourneyの画像生成機能を非公式に利用できるAPIです。
商用利用には制限がありますが、個人や開発者がMidJourneyの技術を試すには便利なツールです。
さらに、利用時にはMidJourneyのサブスクリプションが必要となります。つまり、双方への課金が必要となります。
↑ 理由はわかりませんがサービスは閉鎖しました。Midjourney的には好ましくなかったのでしょう。
Black Forest Labs
公式サイトより
Stable Diffusionの開発者が退社後に新たに設立したBlack Forest Labs社が提供する画像生成AIモデルである FLUX シリーズを利用できるAPIサービスです。
FLUXにはPro、dev、schnellの3種類のモデルがあります。
Proモデルは高品質で商用利用に適しています。一方、schnellは品質は劣るものの高速な画像生成ができます。
利用できるモデルはFLUX系のみです。
ただし、まだベータ版で今後変更が適用される可能性があるとのことです。
まとめ
画像生成AI APIには、モデル開発者が直接提供する公式APIサービス(Stability AIやBlack Forest Labsなど)と、それらをまとめて利用できるAPIサービス(イナズマAIなど)があります。
モデルを決めていて今後も変更の予定が無ければ公式APIサービスを利用しても良いでしょうが、今後のモデル変更の可能性や他のモデルも検討したい場合にはイナズマAIのようなプラットフォームをおすすめします。