Azure Portalを操作していると下記の画面のように「STATUS_ACCESS_VIOLATION」エラーが発生することがあります。
私の場合、以前は無かったのですが、最近はこのようなエラーが頻発してしまい、どうにか解決すべく調査したら解決策がわかりましたので、この記事で紹介します。
【目次】
原因
原因はおそらく何らかの拡張機能でしょう。その拡張機能とAzure Portalウェブサイトが使用する何かが相性が悪いのでしょう。
ちなみに同様の問題を抱えているユーザーはかなり多くいました。(参考ページ)
本来はAzure Portal側で対応してほしいですし、いずれ対応されるものかもしれませんが、それを待っていられません。
しかし、私は必要な拡張機能だけを入れているため、Azure Portalのためだけにその拡張機能を削除したくありません。
さらに、Azure Portalのためだけにわざわざ「どの拡張機能がAzure Portalと相性が悪いのか」を調べるのも面倒です。
そのため、拡張機能をいじらずに出来る方法を探して、見つけました。
解決法
解決方法はズバリ、ブラウザの設定変更です。
以下のURLにアクセスしてください。
- Chromeの場合は
chrome://accessibility
- Edgeの場合は
edge://accessibility
ここで、アクセシビリティの設定を変更します。
具体的には、以下のようにWeb accessibilityのチェックを外します。チェックボックスをクリックすれば自動保存されるので、クリックするだけでOKです。
以上、解決法はこれだけ。
私はこれでSTATUS_ACCESS_VIOLATIONのエラーで落ちることがなくなりました。
※ アクセシビリティを変更できない事情がある場合には、拡張機能を削除したりして対応してください。