Svelteでは、親子コンポーネント間で変数を渡す方法がいくつかあります。
ここでは最も一般的で簡単なPropsを使用する方法を紹介します。
たとえば、親コンポーネントである Parent.svelte
から子コンポーネントである Child.svelte
へデータを渡す場合は以下のようになります。変数 message
を渡しています。
Parent.svelte(親コンポーネント):
<script>
import Child from './Child.svelte';
let message = 'Hello from Parent';
</script>
<Child message="{message}" />
親コンポーネントでは、まず<script>内で子コンポーネントであるChild.svelteをimport
します。
次にHTMLにおいて、<Child>タグを記述して変数message
を付与しています。
Child.svelte:(子コンポーネント):
<script>
export let message; // 受け取る側でexport宣言を行う
</script>
<p>{message}</p>
子コンポーネントでは、まず <script>内でexport let message
として親コンポーネントからmessage
を受け取ります。
次にHTMLにおいて、message
を表示するためのHTMLを記述します。
以上です。
この記事の著者
阿部 隼也
Abe Shunya
株式会社プッシュ 代表取締役社長・創業者。東京都出身。横浜市立大学在学中に当社を創業し、SEOなどデジタルマーケティング事業や、ChatGPT入門講座を代表とするプライムアカデミー事業を立ち上げた。技術も好きで、自らコードを書きながらサービスを開発する。
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