「HTTPSが無効であり インデックスに登録されない可能性があります」の原因と解決方法

Google Search Console(サーチコンソール)を見ていると、インデックスされていないページがいくつかあったので見てみると、下記のように表示されていました。

これを見た私は、正直「?」でした。

なぜなら、私の運営している全てのWebサイトのページはHTTPSで配信しているからです。

そこで、「詳細」というのをクリックしてみると原因が分かったので、この記事ではこの問題の原因と解決策をご紹介します。

原因はGoogleクローラーによるエラー

URL検査してみると、以下のように表示されました。

「HTTPSが無効であり、インデックスに登録されない可能性があります」
Google Search Console

「ページをHTTPSで配信すると、ユーザーのセキュリティとプライバシーの保護を強化できます」って。いや、知ってるわ、と。

もちろん、このWebサイトは全ページHTTPSで配信されています。問題ないはずなのです。

画像にある「詳細」というのをクリックすると、以下の内容が書かれていました。

一時的なエラーに関する注記: 一部のエラーは一時的なものであり、しばらくすると自動的に修正されます。よくあるのは、HTTPS ページが投稿される前、または URL の HTTPS バージョンがクロールできるようになる前に、Google が HTTP ページをクロールしたというケースです(HTTPS バージョンのクロールはキューに追加されます)。そのため、ご自身で変更を加えなくても、時間の経過とともに問題が自動的に修正される場合があります。 https://support.google.com/webmasters/answer/11396518#errors

Googleのエラーでない場合もある(運営者側のミス)

以下のように、Googleではなくサイト運営者側のミスによることもあります。

HTTPS の証明書が無効である: HTTPS URL に無効な SSL 証明書があります。これは通常、サイト全体に影響を及ぼします。
サイトマップが HTTP を参照している: サイト上のサイトマップが、正規の URL としてインデックス登録された HTTP URL を指しています。
HTTPS にリダイレクトが設定されている(※筆者注)
・HTTPS URL へのアクセスがロボットによりブロックされました

https://support.google.com/webmasters/answer/11396518#errors

※筆者注:HTTPSからHTTPへのリダイレクトが設定されてしまっている、という意味。

要するに、HTTPSへの正規化がきちんと出来ていないということですね。初歩的なミスですが、あり得なくもない。WordPressのような一般的なCMSで制作したサイトではまずないでしょうが、独自開発したWebサービス系のWebサイトならあり得ますね。

解決策

正直なところ、解決策は特にありません。エラーやミスがあれば修正すべきですが、そうでない場合には待つしかありません。Googleが自らのエラーに気づくまで待つしかありません。

元も子もないのですが、本記事の結論は「待つべき」なのです。

どれだけ待っても解決されない場合(目安としては2週間後)には、「インデックス登録をリクエスト」をおこなってチェックしましょう。

以上です。